鳩山町への勝手な提案。ポルトゥガレテのようにできないか?ウーバー(Uber)入れて見たら?

2020年3月28日

埼玉県の鳩山町に引っ越してきて、数年が経過しました。

車がメインの移動手段としてある私としては、この町は非常に住みやすい町として定着しています。ただ、それは、隣接する町を有効活用すればという話で、どうも、鳩山町と言うのは、隣接地域との連携とかそういうところを避けるような印象が強くてもったいないなと思うことが多すぎます。

鳩山町自体の強烈なアピールポイントとしては、地盤の強さがあります。特に、ここ最近は、災害が多く自身の被害も各地で出ていますよね。

住みやすさと、災害に強いかどうかは別の話で、平らな場所ほど、以前から平らではなく埋めて平らにしているところが多かったりして、地震で陥没したり、液状化してしまうところも多いですよね。調べればわかることでも、災害が起こるまで気にしていなかったために住めなくなるケースも増えていたり。

想定外が起これば当然わかりませんが、鳩山町が地盤が強い(地震に強い)ということは、調べればわかることです。この町自体の強みはあるわけです。

ポルトゥガレテは、坂道を楽しんでいる

強みを魅力に、デメリットを一つ一つ減らすことでの未来を考える

鳩山町は、田舎だけど、高速道路もすぐ近くを通っているし、電車で都心へのアクセスも悪くない。

でも、本当に、連携をしないことで損していることが多すぎると思っています。

その最たるものが、バス。坂道エリアで自転車だけでの移動が大変な鳩山ニュータウンなどは、基本的に電車を使いたい場合には、ほとんどの人が、池袋方面に向かっていくにも関わらず、ここから出ているバスは、最も便利な坂戸駅でも、そこそこ便利な北坂戸駅でもなく、高坂駅行きしかない。

池袋に行きたい人が、バスで駅まで行こうとした時に、わざわざ遠い駅まで行くバスに、安くないお金を払って、更に、池袋駅から坂戸駅よりも更に2つ先の高坂駅から電車に乗るため時間もお金も無駄にかかってしまう。

どうして、鳩山ニュータウンから坂戸駅までバスを通せないのだろうか。坂戸駅から鳩山町へのバスは、平らなエリアから平らな大橋までの区間だけ。

赤のラインが、鳩山ニュータウンのバス。結局、楓ケ丘4丁目の私の家からだと、20分ほど歩くが、鳩山ニュータウンからだと一番近い今西というバス停が青ラインの左端のところにあるので、そこから北坂戸行きのバスに乗るという方法を、お酒を飲むときや雨の時などは、最近使っている。

坂戸駅までつながる計画は、父などから聞く限りは、進まないようなので、計画に入っていた北坂戸駅までの延伸や、終バスの延長頑張ってほしいとは思います。

その辺は、早く進むとは思えないので、2つ勝手に提案

坂の頂点にある西友に人を呼ぶなら坂道を歩ける仕組みを

1つは、以前足を運んだスペインのバスク地方のポルトゥガレテという町があるのですが、ここも坂道が多い町でした。

でも、お年寄り含めて、歩いて動いている人が多い。坂道が多いのにどうしてと思ったら、理由は以下

坂道部分にエスカレーター(動く歩道と言った方が良いかもですが)が張り巡らされているんですね。だから、坂道の移動は、それほど苦にならないわけです。

鳩山町が車がないと不便な町になっている理由は、明らかに坂道が影響しているわけで、この動く歩道があれば、鳩山町間の移動がかなり改善する気がする。

あとは、デマンドタクシーのような予約制のタクシーがありますが、これは、予約が必要。

父からも良く聞くのは、お年寄りは、特に、地点地点で必要な時に便利に移動したいので、デマンドタクシーは便利だけど、不便という話が出ていたんですね。

導入したい会社はあるのだから、誘致して話題も作れば良い。

タクシー会社がない鳩山町ですから、これこそ、ウーバー(Uber)を導入して見てはどうだろうかと思うんですよね。導入前提と言うよりは、ウーバーに相談して見たら解決することが多いような気がしています。

少子高齢化が進んでいるとはいっても、若者もいる。そして、私は、フリーランスで家で普段仕事している時間も長く、車も運転できる。

これって、今の時代を考えたときに、フリーランスとして働きたい若い人が増えている中で、空いている時間に、車で送り迎えするというある意味生活の補助みたいな仕事があると、本当に助かる人が多いんです、私含めて。

日本には、面倒な規制が多いとはいっても、それでもウーバーでできることってこの町には、本当に多いと思いますし、話題にもなりますし、若者がこの町に増えるきっかけにもなると思うんですね。

鳩山町を経由させたいのであれば、鳩山町を起点か終点にすることをルール付けて導入とかでも良いと思います。

コストも抑えられますし、タクシーほど高くならないので、仕事もしながら子供の送り迎えで大変そうな、お隣さんの家庭も状況によっては助けられるかもしれない。

でも、それがボランティアでは意味がないわけです。

アプリを使って、ドライバーも当然評価されて、態度が悪いドライバーは、呼ぶ前にチェックして呼ばないこともできる。

思った以上に、こういったサービスは、トライ&エラーを繰り返して、利用しやすいサービスとして確立されています(日本以外ではw)

ドライブシェアと言う形で導入はできないか

そんな、ウーバーの話をしていたところで、ちょうど、夜のWBS(ワールドビジネスサテライト)を見ていたら、

ドライブシェアと言う形で、日本の堅苦しすぎるルールを打開するようなサービスを提供しているアジット(azit)という企業が紹介されていました。(azitウェブサイト

こういうサービスは、まず都心で行われることが多いですが、この企業の理念の中にある格差をなくす試みにある『解決していくべき、移動の「格差」』の中の「地方の交通過疎地」の問題。鳩山町は、地方とまでは、いかないものの、こういう試みをテストしてもらうには、かなり良い場所ではないかと考えられます。

高齢者の方の移動を助けるとともに、私のようなフリーランスで自宅ベースで作業していながら、都心からは、あまり離れていない場所に住みたい、でも、静かな場所で仕事がしたいと考えるタイプの人が、空いている時間に、このサービスを提供する側として、ここに住み、不安定なフリーランスの生活のための資金を稼げるツールにもなる。

結果的に、将来的に、若い人が集まりつつ、高齢者の方にも住みやすい町になっていくきっかけになるのではないかと思います。

 

提案だけしてみました。あとは知りませんw