ユーロ2012観戦4泊6日の旅。part5- リヴィウ~キエフ~ドネツクへ移動(キエフのスタジアム巡りもあります。)【サッカーtabi】

2020年4月12日

目的通りに6月9日のユーロ2012、ドイツvsポルトガルを観戦。ホテルに戻ったのが深夜の1時ごろ。翌日7:00発の鉄道でキエフ駅まで向かうため、ほぼ仮眠程度の睡眠のみで出発しました。

Aの位置がソナタホテルでBがリヴィウ駅になります。距離は10キロ前後くらいですね。タクシーで20分ほどでした。料金は、45グリブナ(450円)くらいだったと思います。

リヴィウ駅の写真です。たぶん、現地の言葉でいう中央駅という意味でヴァグザールと言う表記なのだと思います。リヴィウに限らず、他の都市でもヴァグザーリナとか、そういう言葉が中央駅には使われています。

KACA(カッサ)というのは、切符売り場という意味のようです。私たちは、7:00出発のLviv – Kiev(リヴィウ- キエフ)に乗ります。

この列車は、ユーロ2012のための臨時列車とのことです。韓国の新幹線の車両を導入しているということでした。本来であれば、5時間ほどの12時過ぎくらいには着く予定だったのですが、キエフまでの区間の天候がかなり悪く、悪天候の影響で1時間くらい余計にかかってしまい、キエフについたのは結局13:00頃となりました。

夜の空路でドネツクへ向かうのですが、時間がかなりあるのでキエフでスタジアム巡りをすることにしました。

最初の目的地のリヴィウと比べてだいぶ都会の雰囲気満載のキエフで、ちょっと人の多さにバタバタしつつ、隣接するメトロのヴァグザーリナ駅から、移動を開始します。

目的地は2か所。地図右上のヴァレリー・ロバノフスキ・ディナモ・スタジアム(Valeriy Lobanovskyi Dynamo Stadium)とオリンピックスタジアム(Olimpiyskiy National Sports Complex)となります。

まずは、ディナモ・スタジアムを目指します。最寄り駅は、マイダン・ネザレージュノスチという駅になります。

地下鉄は、入り口にMのマークが入っています。

地下鉄は結構深い位置にあるらしく、こういう長いエスカレーターが多いのです。

駅の表記は、ゴチャゴチャしているように見えますが、駅名に番号がついていたり色分けされていたりで慣れると、結構分かりやすいです。

日曜日と言うこともあってか、地下鉄は混んでました。

駅を出ると、車道部分が、ユーロ2012のイベントスペースになってました。

比較的スムーズに行けるスタジアムのはずだったのですが、イベントのスペースをよけて遠回りに歩く感じで向かったら、結構坂道だらけで更に移動中のため、大き目の荷物をもったままの移動と言うことで結構ヘロヘロになりつつ・・・。

スタジアムの周りが公園になっていて、ここは裏側の入り口付近になります。木が多くてしっかり中が見られる隙間があまりありません。

裏の入り口のチケット売り場は、結構汚れてますね。

なんとなく中の様子がわかるポジションから写真を撮ってみました。

ぐる~っと回ってようやく正面入り口に来ると、こちらからは、まるで別のスタジアムにいるかのようにきれいな作りになっております。

豪華です。

正面入り口側にディナモ・キエフのショップがあります。

内部はこんな感じです。

要するに、正面から入る場合には必要のない遠回りと坂を上るという労力を要してたどり着いたディナモ・スタジアムですが、駅前の道を回り道にせずに歩けば坂道もなく、すんなり来れる場所でしたというオチです。

こんどは、ディナモ・スタジアムから、ユーロ2012の決勝会場でもあるオリンピック・スタジアムへ向かいます。

最初は、地下鉄でオリンピック・スタジアムまで行って目の前に出る予定でしたが、2,3キロくらい歩いてしまおうという変なテンションの中、フラリフラリとスタジアムへ向かいました。

 これ、素敵でした。

ファンゾーンに入り、この道をずっと行くと左手にオリンピックスタジアムが見えるようです。

翌日に、オリンピックスタジアムでウクライナvsスウェーデンが控えているため、スウェーデンファンのためのコーナーも用意されていました。

ファンゾーンを抜けて、歩道を歩いていくと、左方向にスタジアムがあるという標識があります。

 オリンピック・スタジアムの案内板がありました。

スタジアムが見えてきました。正面ぽいですが、ここはまた裏側のゲート付近のようなのでスタジアムを回っていきます。

正面ゲート付近。さすがに7万人収容 だけあって、巨大です。

ユーロ2012のトロフィのバナーもあります。

正面入り口のすぐ横に、オリンピックスタジアムの最寄駅となるオリンピスキ駅があります。

今回の2か所のスタジアムは共に都市部のスタジアムなので、地下鉄駅をうまく利用すれば、それほど歩かずにたどり着けるということですね。

結果的に、大きな荷物を持って5キロほど歩いてしまいました。しかも、キエフまでの鉄道移動の時はずっと雨だったのに、キエフについたらずっと晴れで炎天下で、大変なことになってました。

とは言え、予定通りスタジアムは回れたので、コンプリートです!!

先ほどの地下鉄オリンピスキ駅から 地下鉄ヴァグザーリナ駅に戻り、地下鉄の入り口とは反対方向へ抜けまして、空港行きのバス乗り場を目指します。

駅を出ると飛行機マークの標識と矢印があります。別にこれがなくても駅を出て右手の方に、紫色のバスがあるのですぐわかると思います。そこで25グリブナ(250円)を支払い空港へ向かいます。途中、バスターミナルを経由して、ボルィースピリ国際空港まで40分くらいでした。混んでいる時は1時間以上かかるらしいのですが、今回乗った時はスムーズでした。

ボルィースピリ国際空港に到着です。空港で食事を取り、最終目的地となるドネツクへ向かいましたとさ。