【海外サッカーtabi】2013年6月にシンガポールを訪問part4(6月27日東西線、駅近のスタジアムから、Sリーグ観戦、帰国の途へ)【サッカーtabi】
シンガポールとは、なんとも日本に近い。今回シンガポールに初めて行ったものの、行きたい場所への鉄道網は充実していますし、日本と違って、モラルの問題の前に、罰金で締め付けられていると、少し形式は違うものの、結果的にマナーが守られて国が形成されているというか、多人種で英語とマレー語が飛び交う日本のようなイメージです。
さてさて、南北線沿線のチームのスタジアム訪問は、予定通りには行かなかったものの3スタジアムを周ることはでき、Jurong East駅から、チャンギ空港方面の電車に乗って、深夜の帰国便までの時間であと1つスタジアムを周り、もう一か所で試合を観戦して、ホテルで荷物を受け取って空港へ向かいます。
まずは、Jurong Eastから5駅先にあるQueenstown駅へ向かいます。タンジョン・パガーのホームスタジアムとなる、Queenstown Stadiumは、Jurong East駅からチャンギ空港駅方面の電車に乗っていると、クイーンズタウン駅の手前で右手に見えますし、ほぼ線路沿いにあるのでアクセスも簡単です。
タンジョン・パガーが正式名称ですが、このスタジアムでは、チーム愛称のジャガーズ(JAGUARDS)という名前がそこら中で使われていますね。陸上競技場を走っている地元の方がいる長閑なスタジアムでした。シンガポールはこういう競技場が多いですね。地域密着という感じがあって良いです。
さてさて、スタジアム訪問はここまでで、次は今回のシンガポール訪問のメインイベントとなるSリーグ観戦に向かいます。
対戦カードは、ヤング・ライオンズvsバレスティア・カルサとなります。会場は、ヤング・ライオンズのホームでもあり、Sリーグのさまざまなチームがホームとして時折使用しているジャラン・ベサール・スタジアム(Jalan Besar Stadium)となります。海外から参加しているチームのホームを除いては、シンガポールSリーグのチームの本拠地は収容人員が3000~5000人程度なので、その中で最も規模の大きい8000人収容のこのスタジアムが大き目のカードや人気のカードでは使用されるようです。
最寄り駅は、ラヴェンダー駅(Lavender)で徒歩10分くらいですね。
ヤング・ライオンズは、ご存知の方も多いと思いますが、シンガポールのU23の選抜メンバーを中心に構成された育成チームになります。
さて、ジャラン・ベサール・スタジアムですが、スタジアムに沿って歩くと一部が次のような食堂街になっています。
ちょっとしたフードコートになっているので、食事はここで十分です。
駅からスタジアムに向かって来た場合に近い側の南側にもゲートはありましたが、今回開いていてた入り口は上記の北側のみでした。基本的に、大きな試合でない限りは、通常このゲートが使用されているようです。
当日券は、もちろん買えるような~と思って入り口横のチケット売り場に並んでいると、IDが必要と言われます。で、チケットは、シンガポール市民のIDが無いと買えないと言われてしまいます。まあ、例えばイタリアのような試合自体が危険と判断されるような試合では、よくあることなので、そうなのかなと思って、いったん離れてみたものの、どう考えても、荒れる試合には見えないこのカードで買えないのはおかしいと思ったので、戻って係りの人になんとかならないか聞いてみると、シンガポール市民の人に頼んで買うのはOKだから頼んでみては?という話になり、割と頑張って聞いてみたところ、数人目の子供連れの家族のお父さんがOKと言ってくれたので「ワーイ!」となっていたのですが、何か少し状況がおかしい雰囲気。
で、結局なんだったかと言うと、この先の前売り券を購入するのに市民IDが必要で、当日券はIDも必要なく普通に買えるというオチw
列の整理をしていたスタッフの人が基本的にその列に並んでいる人は、そのチケットを購入する人がほとんどだったのでID所持のチェックをしていたことで勘違いしたところから始まったバタバタでした。
まあ、買えたのでOKなんです。
チケットは、メインの自由席で5シンガポールドル(400円くらい)です。というか、メインしか開放していないので一律この金額なのでしょう。
バレスティア・カルサは前線に体の強い外国人を置いて力強く攻めるタイプのチームで、それにたいしてU23メンバーがほとんどのヤング・ライオンズは、体格ではまったく敵わないということで、ちょっとした天皇杯の出場権を得た学生チームが社会人チームに挑むみたいな構図になっていましたが、このシンガポールSリーグのU23選抜を参加させる試みは以前から興味を持っていたので、その試合を見ることができて良かったです。
また機会があれば足を運びたいですね。やはり、3,4試合くらいは最低でもこのリーグを見てみないと全体的なイメージはつかめないですよね。正直、この試合だけだと、Sリーグの中位くらいのチームは、放り込み中心のサッカーなのかな~という印象ばかり残ってしまいました。
さて、無事試合を観戦し、再び電車でシティ・ホール駅に戻り、滞在していたカールトン・ホテルで預けていた荷物を受け取り、空港へ向かい、深夜の人の少ないチャンギ空港でフリーのWifiを使いながら、搭乗時間まで仕事をしつつ、帰国の途に就きました。
今年、色々なアジアの国に足を運んでいますが、おそらく、多少英語ができれば、最も日本人が日本にいるような気分で行動できる国だと思います。街や人が放つ空気感がすごく日本に似ています。
問題は、狭い国なので、何度も足を運ぶとあっという間に観光出来る場所がなくなる可能性もありますがw
でも、サッカー目的としては、機会があれば再び足を運びたい場所です。
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