ユーロ2012観戦4泊6日の旅。part2- 成田出発からウクライナ・リヴィウ到着まで【サッカーtabi】

さあ、サッカーtabiとしては、おそらく最高峰の部類に入る大きな大会。欧州のワールドカップと言われるユーロ2012の旅がスタートになります。

今回は出発から最初の目的地であるウクライナのリヴィウ到着までの実際どのような流れでどのようなことをしたかなど詳しく記していきたいと思います。

まずは、国内の移動。成田空港までの道のりですが、私は基本的に安さとスムーズさを求めて上野駅まで出てから京成上野駅で成田空港行きの始発電車に乗って向かうことにしています。これだと、普通料金で乗れる特急の1時間20分ほどの道のりを大きい荷物で立って乗るのは大変なのですが、京成上野駅は始発なので、基本的に座れます。しかも1000円。

ただ、京成成田スカイアクセス線アクセス特急ができてからは、選び方によっては結構アクセスの良い路線があって、私が住んでいるさいたま市から行く場合はむしろ、南浦和から武蔵野線で東松戸駅まで出て、そこからアクセス特急で空港へ向かう方が断然早く着きます。何しろ、電車に乗っている時間自体は1時間ちょっとで済みます。

ということで、今回はそのルートで行きました。

一人旅が多い私としては珍しく、海外が2回目と言う友人と2人での旅でした。

成田空港にて、ウクライナで利用するmifiを借りて、手続きを行います。

1度目の乗り継ぎのソウルまでの道のりは2時間30分程度ということで、おそらく食事は出ないだろうということで、マックで朝食をとったら大韓航空でしっかり朝食が出されました。

で、仁川空港に到着したわけですが、この空港はトランジットがスムーズで良いです。

到着して、入国審査のゲートへ向かう途中にトランジット用のセキュリティチェックがあり、ここを抜けると、写真のように中に入れるので、後は次の便の出発ゲートに向かうだけです。

トランジットの待ち時間がそもそも、1時間20分程度だったので、ささっと乗り継ぎ。

ソウルからプラハまでの空路は10時間弱くらいでした。

そして、ほぼ定刻通りにチェコはプラハのルズィニエ国際空港に到着。

この空港到着から乗継の便が出るまで5時間ほどの時間があるため、うまく時間をつぶす必要が出てきます。無料のWifiは提供されていない模様。

ちょうど、この待ち時間にユーロ2012の開幕戦となるポーランドvsギリシャの試合が見られる店があれば見ようということで空港内を歩いていたら、ちょうど良いカフェがありました。

ビールとスナック菓子で休憩しつつ、試合を観戦。

なかなか、良い感じだったのですが、唯一の難点は音声がないこと。正直盛り上がり具合が伝わってこないのですw

空港からの景色。奥にある期待には、PRAGUE (ハートマーク) YOU と表記されていたりします。

ウクライナのリヴィウへ向かうアエロスヴィートウクライナ航空ですが、驚くほど小型の便でした。一応国際便なんですけどねw

この便には、明日のドイツvsポルトガルの試合へ向かうドイツ人率98%、ポルトガル人率1%くらいでした。そして、日本人率1%。要するに、分かるくらいドイツ代表の応援に行く人たちがほとんどで、ポルトガル代表のユニ着てた人は2人ほど、私たちが2人というそういう感じでした。

リヴィウ国際空港へ到着。往路の空路での移動は乗継2回になりましたが、遅れなどなくスムーズに到着することができました・・・とは言っても、既に到着が深夜の1時ですから、スムーズなのかどうかは微妙なところですけどね。

ちなみに、2010年くらいのウクライナの情報を載せているガイドブックでは、入国出国にはカードの記入が必要で、税関申告も必要とあったので、いわゆる旧ソ連圏でよくある厳しい入国審査に長蛇の列とかそういうことも覚悟してきたのですが、パスポートのみでOK。ちょっと私の場合は、色々怪しげな国の入国スタンプなど多数押してあるため、色々質問されましたが、海外2回目の友人は、すんなりスタンプを押してもらっていました。

また、両替に関してですが、ウクライナの通貨であるグリブナには、キエフなど首都の空港でないと日本円からの両替はできず、ドルに代えていくことが推奨されていますが、その点は事前に調べた情報通りなのですが、今回の行程では、先ほどのプラハの空港で友人が日本円をとりあえずドルに両替しようとしたところ、可能だが、一度チェコの通貨コロナに代えてからドルに両替するため、手数料が余計かかるが良いか聞かれました。

こういうこともあるため、日本円からの両替を考えている方は、日本である程度両替してからの方が良いかもしれません。

ちなみに、友人は両替せず、私はネッテラーカードというプリペイドカードを持っていて、ここに外貨を入れておけば、現地のATMで現地通貨で出せるため、私がリヴィウの空港のATMで現地通貨を引き出してとりあえず、私の引き出したグリブナを臨時両替してあげることにしました。

ご存知の方も多いかと思いますが、海外では小額の支払いに大きな紙幣は嫌がられることが多く、ATMで引き出す場合には国によっては、あえて細かい紙幣も混ぜて出してくれるような国も結構あるのですが、ウクライナは3000グリブナ(3万円相当)が大き目で敬遠されがちな200グリブナ紙幣が15枚出てきました。特にタクシー利用では、運転手が細かいお釣りをもっていないことも多いので、ウクライナでATMを使う方は、注意してください!

また、これは絶対にお勧めしませんが、私は初めてきた国では、気持ちに余裕があるときは、あえて白タクを利用することにしています。ある程度ぼったくられることは覚悟しつつも、白タクやっている人は、結構面白い人であることが多いので、試してみたくなるんです。

で、今回利用した白タクは、結局相場の3倍くらいとられましたが、運転が荒っぽく、色々な意味で面白い人でした。

で、一度体験したので、これ以降は基本的にホテルのフロントで呼んでもらった比較的失敗の少ないタクシーの利用の仕方で動きました・・・とさ。