タイサッカーの歩き方(BECテロ・ササーナ/72イヤーズ・アニバーサリー・スタジアム編/2014シーズン)

世界サッカーの歩き方は、別サイトの「スタジアムを歩こうbyブックメーカーファン」へ移行中です。実際に歩いた場所だけではなく、掲載リーグの基本情報やマップなどを一通り掲載していく流れでボリュームを増やしながら、実際に歩ける機会に写真や実際の情報なども追加していく予定です。

BECテロ・ササーナ(タイプレミアリーグ)の歩き方

2014年3月9日(タイプレミアリーグ BECテロ・ササーナvsスパンブリーの試合を観戦)

[map lat="13.802163″ lng="100.789073″ zoom="16″ width="600px" height="500px"]72 Years Anniversary Stadium[/map]

スタジアム 72イヤーズ・アニバーサリー・スタジアム(72-years Anniversary Stadium)
周辺ホテル hotel
最寄り駅 エアポートリンク:ラックラバン駅(Lat Krabang)または、フアイ・タケ鉄道駅(Huai Takhe)*最寄とはいっても13キロほどありますが・・・
スタジアムまでの道のり 車での訪問必須のスタジアムになります。比較的スワンナプーム国際空港から近い、ミンブリー区にスタジアムはあります。バンコク市内中心部からだと車で1時間程度かかります。最寄り駅として書いた駅からだとタクシーで20分程度。帰りにタクシーを拾う場合は、少し歩きますが、304号線のSuwinthawong roadが大通りでタクシーも拾いやすいと思います。*訪問の際は、バンコクFCの同名のスタジアムと間違えて訪問しないようにしてください。全く場所が違います。
チケット 当日券売り場で購入可能
2014年3月9日に行われた、BECテロ・ササーナvsスパンブリーの試合を観戦しました。ご存知の方も多いと思いますが、2014シーズンからかなり多くの日本人選手、それも代表経験者など日本でも名前の知られている選手が多くタイプレミアリーグに加入しています。そして、今回の対戦カードは、その中でも注目の岩政大樹(BECテロ・ササーナ)とカレン・ロバート(スパンブリー)の二人の新加入選手(カレン・ロバートは厳密には昨年からスパンブリーにいるが、リーグ戦に出場できるのは今シーズンから)と、BECテロ・ササーナで地位を築いている下地奨もいます。それらの選手がどのようなプレーをこのリーグで見せるのか、そもそもタイプレミアリーグにおける日本人選手にはどのような要素が期待されているのかを伺う上でも楽しみな試合でした。この試合は、岩政大樹とカレン・ロバートがスタメン出場で下地奨は、後半30分からの登場となりましたが、スタメン出場したカレン・ロバートがなかなかチームの中で連携が合わないで苦しんでいる様子がうかがえる中で、既に岩政大樹は、守備の要となっていて、安定感抜群でしたね。そして、下地奨は、短い時間の出場でしたが、チームから愛されている様子もスタンドからの歓声でわかりましたし、強烈な個を持った選手をうまく使いこなすようなパスセンスは、短い時間でも強く印象に残りました。

この試合の勝敗を決定づけた4点目のアシストは下地奨からでしたが、完全に自らでもゴールが奪える状況で、フォワードの選手に譲ってあげたというアシストでした。見事でした。

スタジアムは、昨シーズンにこけら落としという新しいスタジアムだけあって、綺麗でした。メインスタンドとバックスタンドのみでコアなファンは、バックスタンドでホームとアウェイに分かれてエリアが決まっています。

私たちは、しっかり試合が見たいので一番良い席でということで、メインスタンド(プログラム付き)のチケットを1人180バーツ(550円くらい)で購入しました。

何しろ、初めて見る会場、初めて見るチームの試合だったので、昨年の様子と比較することはできませんが、メインスタンドを眺めると、結構日本人の観客がいたように感じられます。まあ、私も完全にその中の一人ではあるのですが。

組織と言うよりも、攻撃的な選手の個が際立つような両チームの試合でしたが、点の取り合いになったこのカードは、かなり楽しませてもらいました。

試合後は、スタジアムから大通りに出るまでの道が狭いため、車の場合は大渋滞になります。もしかすると、タクシーで来て、帰りは大通りまで歩いてタクシーを拾うという方法の方が、スムーズに帰れるかもしれません。

■細めの道でスタジアムへの道には警備員が立って誘導しています。ちなみに、ここはスタジアムの駐車場への道なのですが、満車で一つ先の方に行くように言われました。

■そして、案内されたのが上記の臨時駐車場スペース。隣に小さなお寺のようなものがあります。

■駐車場を出てスタジアム方向へ向かいます。

■試合まで15分ほどと言うことで、両チームのファンが多く、彼らについてくことでスタジアムへの道のりも問題なし。

■臨時駐車場横の小さなお寺。

■こんな狭めの橋を渡ります。

■スタジアムが見えてきました。

■メインゲートの横にチケット売り場があります。

■マッチデープログラムの表紙は下地奨選手でした。

■登録メンバーも掲載されています。ちょっと小さくて見にくいですが、赤でチェックしたのが日本人選手です。岩政大樹が5番、下地奨が16番、カレン・ロバートが18番です。

■メインスタンドからの試合風景。

■オーロラビジョン。

■スパンブリーのファンエリア。弾幕には、スパンブラッド(Suphanblood)とあります。

■入場時に腕に、おそらく再入場用と思われるスタンプが押されます。

■試合風景。

■試合風景。

■BECテロ・ササーナのファンエリア。We Are TEROと弾幕にありますね。

■岩政大樹。

■カレン・ロバート。

■下地奨は、後半30分から登場。この時、スタンドから歓声が上がり、コールもされていました。チームに愛されていますね。

■試合風景。

■試合は、4-2でBECテロ・ササーナが勝利しました。個々の選手では、スパンブリーも高いレベルではありましたが、チーム力としてはBECテロ・ササーナの方が高い印象がありました。