ユーロ2012観戦4泊6日の旅。part6- ドネツク到着~スタジアム巡り【サッカーtabi】

ドネツク空港に夜の23時ごろ到着し、宿となるセントラル・ホテルへ向かいます。

このセントラル・ホテルもエクスペディアでは掲載されていなかったので、画像はbooking.comのものになります。

空港から、今回は白タクではなくしっかりタクシー乗り場からタクシーを利用します。乗り場にはしっかり受付のスタッフのような人もいて、行き先をセントラルホテルと告げると「高級ホテルだよ、いくらした?」と聞かれましたが、宿もツアーが確保してくれたものなので分からないと伝えておきました。気になって調べてみたものの、大会の期間は空きがなく料金がないのですがおそらく高いとは思うのですが、この時期を外して調べてみたら、日本円で7000円もしないお手頃料金のホテルでした。

空港からホテルまでは18キロくらいですが、メーター制のタクシーで値段は安く72グリブナ(720円)でした。タクシーの運転手が英語が話せる方だったので、話しながら行きましたが、日本のタクシーの相場を聞かれて伝えたら「ありえない、高すぎる!」と驚いていました。まあ、そもそもの物価が違うんですけどね・・・。また、日本食のタヌキという名前の店があるけどまずいとか、色々聞きつつ、ホテルまでの道のりを楽しみました。

リヴィウほど田舎ではなく、キエフほど都会ではなく、適度に都会で適度に田舎な雰囲気のドネツクは、最も居心地良く感じた場所でもありました。

日付が変わるくらいにホテルに到着しチェックイン。3日目にしてようやくしっかり睡眠を取れる余裕がある流れになりました。翌日の試合は19時から。今回もメインのフランスvsイングランドの試合のあるドンバス・アリーナに向かう前に2つほどスタジアムを回ります。

リヴィウのソナタホテルは、外から写真を撮るのをすっかり忘れていたので、こちらはしっかり撮りました。

さて、 朝食を食べて、10時ごろからスタジアムめぐりに出発です。

スタジアムとホテルの位置関係は上のような感じです。

距離としては、

ホテルからドンバス・アリーナが3キロ ホテルからシャフタール・スタジアムが2.4キロ ホテルからメタルルフ・スタジアムが4キロ

くらいになります。

ドンバス・アリーナに関しては、ホテルの裏側の道のトラムでスタジアム方面に乗ればたどり着けるのですが、今回は歩けそうだから全部歩いてしまおうという選択肢になりました。

まずは、シャフタール・スタジアムに向かいます。シャフタール・スタジアムは、もともとはシャフタール・ドネツクのホームスタジアムでしたが、本拠地がドンバス・アリーナに移った関係で現在は、リザーブチームが利用するか、メタルルフ・ドネツクが欧州カップ戦に出場した時などにスタジアムの規模が本拠地では条件を満たさないことでここが利用されるそうです。あまり使われないとは言っても3万人規模の大きなスタジアムです。

ホテルを出てドンバス・アリーナとは反対方向に進みます。

標識ひとつとっても海外は、独特で良い感じです。

地図で示された方向へ向かうと道を渡るこんな地下道があります。

トンネルを抜けて、こんな線路を渡ります。

門をくぐって進んでいきます。

地図に載っている池にかかる橋を渡ります。

釣りをしているおじさんも結構います。

橋を渡り進んでいくとシャフタール・スタジアムに到着します。

中に入っても大丈夫そうなので入ります。

スタジアムの周りを歩いていると、サブグラウンドでシャフタール・ドネツクの下部組織と思われる若い選手たちが練習をしていました。周りで保護者が見ている感じでこういうところは日本と同じで良い感じです。

なかなか良い環境ですね。

整備をしているっぽい方が門のところにいて、中で写真を撮っても良いか聞いたらOKをもらえたので中に入りました。さすがにあまり試合で使っていないこともあるのか、シーズンオフのためか、スタジアムの規模は大きいのですが、やや寂れた雰囲気があります。

オーロラビジョン

バスが停まってました。

バスでも来れます。

ファンゾーンも解放される模様(行ったときはまだ準備中でした。)

行けそうだから更に歩こうということで、シャフタール・スタジアムから今度はメタルルフ・スタジアムへ向かいます。ドネツクの地下道は、このように車いす用(?)のレールも敷かれています。

地下道もしっかりしています。

実は、余計な路地に入ったら道に迷ってしまったのですが、この大通りをまっすぐ進み、坂があっても登っていくと、路面電車が横切る交差点があるので、そこを左に曲がってまっすぐ進めば、距離はあるものの比較的シンプルな道順で行けるのです。要するに、公共交通機関を乗り継いで近くまで行くことも可能ということですね。

迷った挙句に、歩いている人に道を聞いたら、その方が親切すぎて結構な距離を一緒に歩いてくれてメタルルフ・スタジアムまで案内してくれました。親切すぎて申し訳ない気持ちにもなりました。感謝です!

こんな感じの道です。雑草生えまくりですが、しっかり路面電車は走っています。

メタルルフ・スタジアムに到着です。これは、サブグラウンドですね。

チームバスらしきものが停まってますね。

メタルルフ・ドネツクのクラブハウス。ダメ元で入口の、軍隊のような服装をしていた受付らしき人に写真撮りたいと頼みましたが、あっさり断られましたw

スタジアムに沿って回っていくと正面入り口に到着です。

隙間からなんとか中がギリギリ見えるポイントでスタジアム内部の写真を撮ってみました。これが限界です。ちなみに、中は見られませんでしたが、このスタジアムの収容人員は5000人程度と言うことです。こういうスタジアムほどしっかり見たいんですけどね、少し残念。

そんなわけで、まずは試合前に行こうと思っていた2つのスタジアムを巡ることはできました。いったんホテルに戻って休憩してから、試合のあるドンバス・アリーナへ向かうことにしました。

何気に、ここまでで既に10キロくらい歩いています。思った以上に疲れました。良く歩く日に限ってしっかり晴れて暑くなる。なかなか、大変でした(じゃあ、公共交通機関に乗れよと言う声が聞こえてきそうですねw)