ユーロ2012観戦4泊6日の旅。part8 – ドネツク~帰国(総括もろもろ)【サッカーtabi】

2020年4月12日

旅の最終日。これまた旅行会社に手配してもらったので、文句は言えないのですが、帰国までのアクセスが予想以上に過酷なんですね。

とりあえず、ドネツクの空港は13:10発のアエロスヴィート航空で時間もちょうどよくスムーズに飛びました。

こんな小型の飛行機だったのですが、面白いことに、座席は他と同じものの、前から3列目(6人分)のところでカーテンが閉められ、私たちを含めた6人がビジネスクラス扱いでした。2時間ほどのフライトでしたが、しっかりした食事も出たり、美味しいコーヒーなど飲むこともできました。

そんなこんなで、シュメレチェボ空港に到着。乗っていた乗客の中で、トランジットするのは私たちだけということで、静かなトランジットカウンターへ進んで手続きをすると、セキュリティチェックが準備できていないということで5分ほど待つと、係員が来てセキュリティチェック開始。

通過して、ここで待つのかと思ったら、別の係員が付いて、移動。

こんなワゴンに乗せられて、空港敷地内ではありますが、結構な距離を移動して、ようやくトランジット先のターミナルに到着。再びセキュリティチェックをしてようやく、あとは待つだけと言う感じになりました。

で、ここからアエロフロートロシア航空で韓国はソウルに向かうのですが、待ち時間が5時間以上。アエロフロートロシア航空と言えば、直接日本へも便が出ているのになんで韓国経由なのかと思いつつ、5時間待ち、空路で9時間ほどでソウルの仁川空港へ。

そして、なぜか、日本への便も多そうな仁川空港で7時間待ちw

成田空港に着くころは、もう色々な意味でヘトヘトでした。ドネツクを出てから丸1日くらい時間が経過していたくらいですから。

・・・と、そんな感じで今回のウクライナの旅は終了となります。

今回は、現地で外でもネットが使えるようにしたいということで、mifiをレンタルして行きました。事前に現地のネット環境があまりよくないので繋がりにくいかもしれないと聞いていましたが、思ったほど不自由はしませんでした。また、各ホテルではwifiがしっかり繋がりましたし、今回利用したリヴィウ、キエフ、ドネツクのいずれの空港も無料のwifiが利用可能で、結果的にはネット環境は想像以上にストレスを感じず旅の全日程を過ごせました。チェコ空港は、無料のwifiはありませんでしたが、ソウルの仁川空港は使えました。

最も驚いたのが、アクセスの悪さや、遅延が多いイメージがあったロシアのシュメレチェボ空港も以前使っていた薄暗いイメージから、ずいぶん明るい感じで店も増えた印象がありましたし、無料のwifiも使えるようになってました。

ウクライナへの入出国もスムーズでしたし、ユーロ2012の開催が良い影響を及ぼして観光しやすい国となって行けば、人気が出そうな雰囲気も感じました。

海外の国を見ていると、万博だったり、こういうサッカーの大きな大会を開催することで施設などが充実しながらも、その後、うまく観光地として周知することができずに、街だけ発達しているのに人が少なくて逆に異様な雰囲気の地域も実際には多くあるので、今後のウクライナの発展を楽しみにしたいと思います。

どちらにしても、もう少しロシア語が理解できるとより楽しめたな~とも思います。

ではでは!