プノンペン在住でビジネスをする場合は、あまりANAの直行便に魅力は感じない。

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プノンペンに住んで約2か月。今月末に1時帰国します。間に一度ベトナムに行ったりしましたが、ここプノンペンに初めて来るときに購入したANAでの直行便での往復の成田-プノンペンの航空券の復路分をようやく使うことになります。現地で働き、今は、会社のリノベーション作業で、時間は割と不定期な部分はあるにしても、ベースは朝の8:30から17:30までの勤務という、いわゆる会社員的な、規則正しい勤務スタイルになります。カンボジアは、朝の活動のスタートが早いのでということで、開始時間が8:30とかだったりします。アパートからオフィスまでが徒歩で5分程度なので、それほど苦になる時間でもありません。

リノベーション作業もほぼ完了し、11月からは、オフィスでの業務がスタートするため、より規則正しい勤務体系になります。

プノンペンは祝日が多いということや、オフィスを貸すという仕事になるため、基本的には土曜日も出勤で、日曜日と祝日が休みになります。

9月に来た当初には、ANAの直行便ができて便利になったという話で、実際に直行便は楽だな~とか感じていたのですが、基本的に日本で業務をして、1,2か月に1度プノンペンに訪問する社長や副社長が、実際利用してみると、それほどメリットは感じないという話をしていたんですね。

確かに、直行便がスタートした段階では、安めの料金が期間限定で提供されていたのですが、それが終わると、なんとなく、高いイメージを持ってしまうのも事実で、ここに来る場合には、経由になるものの香港経由やタイ経由で割と問題なくプノンペンに行ける別会社の路線が結構あるんですね。値段も1万円くらい違ったりします。

例えば、11月15日に成田-プノンペン、11月30日にプノンペン-成田で探した場合には、ANAと同じような出発時間と到着時間で調べれば、キャセイパシフィックであれば、5万円程度で買える。

その前に、ビジネスでプノンペンへの往復で利用する場合、週末を利用して帰国してまたプノンペンに来ることを考えると、この日本からプノンペンへの飛行機の時間が、かなり日程調整には酷で、普通に朝出勤することを考えれば、朝出発で午後にプノンペン到着するというのは、1日をまるまる移動でつぶすようなものになります。

連休があったとしても、1日のみしか滞在できないような時間配分なのです。

これで、今は、60000円くらいかかるようになっている。

それであれば、羽田空港発というメリットがあり、深夜初というメリットがあり、当日の朝に空港に到着するので、(少し遅刻するかもですが)仕事にも間に合うという点では、以下のJALのバンコク経由の方がずっと良いようなきがしてしまいます。

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上記は、行きも帰りもタイプEのみになりますので、最も安いタイプFがあれば、70000円くらいになります。

これは、スターアライアンスをメインで使っていれば、それでもANAのメリットを享受できますが、私の場合は、これまでJALメインで利用してきてJALの上級会員(現在は、グローバルクラブ)になるため、クレジットカードで航空券を購入すればマイルは2倍になりますし、そもそものもらえるマイルの増額も当然JALの方が多いので、これまでの蓄積して得た上級会員の快適さ(優先チェックイン、優先荷物チェック、優先搭乗、ラウンジ利用、荷物が優先的に現地で出てくるなど)もあるので、JAL利用が良いかなとも思います。

やや、ワンワールド系を利用してきた流れでの現在と言う要素も加味されますが、特にプノンペン在住で働いている場合には、直行便のメリットは感じられないなと言う話でした。

ちなみに、一時帰国して、再度プノンペンへの渡航は、5万円程度の航空券があったので、キャセイパシフィックで香港経由で戻ることにしました。キャセイパシフィックもワンワールド系なので、上級会員としての特典が利用できることもやはりメリットです。

あと、まったく今回の話とは別の話ですが、しばらく香港に行っていない間に、パスポートの切り替えの時期がきてしまい、香港で取得していたe-channel(e-道)のシールの貼り換えがずっとできていなかったので、あえてトランジットまで少し時間があく便でそれも香港でやってしまおうかと思っています。

これがあると、香港入国が非常に楽になります。

ということで、ワンワールドフィルターが若干かかっていますが、空路を色々調べていて感じたので文章にしてみました。