見たことある、キャラクター達。

現在日本に帰ってきています。

少し気晴らしも兼ねて、ここのブログでネタになりそうなことをポツポツ写真に収めているので、その一つを書きます。

カンボジアでの日常。カンボジア人は、色々な理由からベトナム人のことを嫌っているケースが多いのですが、それでも、市場とかに行くと、売られているものがベトナム語で表記されていて、ベトナムで仕入れたものが多いよねとか、矛盾も凄く多いのです。

タイに関しては、特に悪い話は聞きませんが、カンボジア人と話していると良く出てくるのが、タイも昔はカンボジアだったという話。隣国とはそういうものです。

で、ご存知の方も多いように、今のカンボジアは、政権が中国と仲良しということもあり、そのうち中国になってしまうのではないかというくらい、中国的なものが増えています。建設される建物は、もちろん日系のものもポツポツあるのですが、豪快に建てまくっているのは中国系ですね。

そして、カンボジアにもその流れで中国のパクリ文化が平然と入ってきています。

それが今回の写真。

ピカチュウは、なんか強引に着ぐるみ見たいの着せているだけで、ほぼピカチュウですが、クレヨンしんちゃんに関しては、なんか違いますよね。シロは、そのままぽいですが。

で、右側の方を見てもらうとわかるように、これは、中国製ですね。おそらく、質は悪く安く売っているものだと思いますが、パッケージにもパクリのデザインを入れて、平然と商売もしているんですよね。カンボジアのように、色々なことが整備されな過ぎている国では、こういうパクリでしょ!とか、そういうことは重要ではなく、安くて、知っているキャラクターだったら良いというイメージです。

そして、カンボジアにいる時の私は、こういうのを見て、パクリでしょと言いながらも、特に怒りも何も覚えないわけです。

日本の意識は、カンボジアの発展に貢献するということで進出している企業も多いと思いますが、中国の場合は、カンボジアの整備されていないところを上手く利用して商売するというイメージの方が強いのかもしれませんね。もちろん、面倒なことを経由しないでお金も手に入るので、中国の方がどんどん数を増やす。

納得です(というほど、カンボジアという国の中にいると堅苦しくも考えなくなってしまうのも事実ですが・・・。)

問題提起というよりは、面白ネタとしての提供です。

ただ、カフェ競争では、タイ系のカフェ・アマゾンが猛威を振るっているのは、印象的ですけどね。おそらく、1年前くらいにカンボジア(プノンペン)に来たことがある方が、久しぶりに再びプノンペンに来たら、そこら中にあるカフェ・アマゾンの店舗数に驚くと思います。

「カンボジアと言えば、ブラウンカフェじゃなかったっけ?」という文化が1年もしないうちに、カフェ・アマゾンに侵食されています。

進むスピードが本当にカンボジアは、早いと思います。