カンボジアのe-visaで詐欺まがいが横行していることを知る

2020年2月24日

大阪行きをキャンセルすることになるほど金欠に、更に追い打ちをかける私的な出来事でバタバタした2月末が過ぎ、給料も入り、今のところ使えるお金の目途も立った3月のスタートですw

本当に、日本オンリーでない生活、関わる人が外国人で文化も考え方も全然違う中で長年生きてきた(ある意味、生き抜いてきたとも言える)人だったりすると、予想外のことが多く、また、理解し合うのに時間がかかる。ギリギリのところで生きてますが、最近は、私もだいぶ図太くなったものです。

ということで、金欠継続中ですが、今週末からカンボジア行くことになりました。

「え?大阪キャンセルするほどなのに、カンボジアって矛盾してない?」って思いますよね。

行ける理由は、「マイル」です。と言うと、大阪もマイルで良いでしょと言われると思いますが、カンボジアは、私的な理由でそろそろ行かないといけない時期なのです。

なので、特典航空券でカンボジア1往復くらいは行けるマイルをJALでもANAでも残していたんですね。

例えば、ANAでエコノミーであれば、35000マイル+燃油サーチャージなどの諸経費を加えた金額で往復できます。

正直なところ、国内だけであれば、ほぼマイルのみで行けるものの、燃油サーチャージが若干高めになっている今は、マイル以外に24150円かかるというのは、ちょっと痛いなという気もしますがw

ちなみに、ちょっとだけ旅慣れている私は、今回は、もろもろ計算した上で、JALのマイルをe-JALポイントに変えて、バンコク(タイ)往復にし、プノンペン(カンボジア)~バンコク(タイ)を運行するカンボジアの格安航空会社*オーナーが中国人で実質中国系(Lanmei Airlines)を利用することにしました。ここを利用すると、安い料金帯であれば、1万5000円ほどでこの区間を往復できます。

なぜバンコク経由かというと、バンコクに立ち寄って観戦したいサッカーの試合があるので、カンボジアまで行くならタイも行く用事も混ぜてしまえるという理由。

そんなこんなで、空の移動自体は、実費は3~4万円くらいで行ける感じです。

さて、もう一つ余計な出費があるのですが、それが、「カンボジア入国にはビザが必要」ということ。タイは、日本のパスポートでOKなのですが、カンボジアに入国す際には別途にビザが必要になります。取得方法としては、現在は、カンボジア大使館に行く必要はなく、インターネットでe-visaを取得することができます。

以前、カンボジアで働いていた時には、ビジネスビザを持っていたので、あまり気にしたことがなかったのですが、現在は、その仕事も辞め、拠点も日本に戻しているので、ビザはありません。

ビジネスビザが失効してから、既に前回e-visaを取得していたので良かったですが、危うく引っかかるところだったという出来事が、今回のタイトルに書いた内容です。

航空券の予約などが済んでから、「よし、e-visaだったな、どこからだったかな」と、google検索で「カンボジア e-visa」で調べたところ・・・

上位に、それっぽい表示が出てきたので、「あ~、これこれ」と思って、申請作業を進めていったところ、最後のところで操作が止まります。

それは、支払いのところで「98アメリカドル」と表示されている・・・「え!?値上がりしたのか?2倍以上じゃないか!?」と、なんとなく数か月前に足を運んだ時の料金の感覚があったので引っかかり、ここでストップ。本当に上がったのかを検索しなおしたら、「詐欺サイトに注意!」とのこと。

で正規の料金は、30ドルとe-visaの場合は、6ドルかかり合計36ドルと以前と変わっておらず、最初に見ていたところが公式サイトではなかったことに気が付いたわけです。

更に調べると、割とこれに引っかかって2倍以上の金額を払ってしまった方もいるようです。

ちなみに、以下が、公式ページで、ここから申請をすれば、36ドル(2019年3月現在)で申請できます。

https://www.evisa.gov.kh/

慣れているつもりの私でも、引っかかって金額を疑わなかったら、別のところから申し込んでしまうところでした。

ちなみに、色々な種類があるようですが、詐欺サイトとは言っても、実質は、「VISA代行業者」が成りすましてサイトを作っているケースがほとんどのようで、直接36ドルでできる作業を、騙して受け取って、代行作業をするだけで、60ドルくらいを搾取するタイプのようです。

もちろん、VISA代行は旅行会社などもやっていることなので、問題がある行為ではないですが、自力で問題なく進められる作りになっているのに、あたかも、公式サイトに見せかけているところが悪質ですよね。

何気に、公式のサイトも進化していて、代行業者が作ったサイトで情報を入力するよりも、親切で分かりやすく進めやすくなっていました。

気を付けましょうね!

Googleに広告として出ているものは、疑って良いでしょう。だって、公式が広告出す必要はないのですからw