体調不良で帰国する流れで知ったこと。別件で、有名人が言っていた税関の事も。

いやあ、本当に大変な旅でした。でも、勉強になることもたくさんありました。

9月21日より日本に一時帰国しているのですが、ちょうど、カンボジアから飛行機に乗って、香港経由で帰国する便に乗る20日の前日の19日に急激に体調を崩しました。カンボジアに住んで1年が経過し、それでも体調を崩したことは、数えるほどしかなかったのですが、原因を探せばありすぎる国です。水は、日本の水道局が浄水の施設をしっかり整備して、プノンペンでは、水道水が飲めると言われています。実際に、私は、一人暮らしをしていた最初のアパートでは、水道水を飲んだり、食事に利用していたのですが、それで体調を崩したことはありませんでした。

衛生面では、外を歩けば明らかに良くないことはわかり、一見、衛生面に力を入れていそうなこぎれいなスーパーでも、現地の人に言わせると、モノによっては危険なものが多いという話もあったり、結果的に、日本人から見たら衛生面がかなり厳しそうな市場も、現在は、カンボジア人と一緒に暮らしているため、良く行きますが、だから体調を崩すということもなく、現地の人の目で見て大丈夫なところで買えば大丈夫なんだなと実感する日々ですが、それでも、時々外れがあり、それが体が弱っているときにあったりすると、一気にダメージを受けますw

そして、食事以外にも、蚊だったり、空気もあまり良くないですし、雨が多い季節は、ジメジメして菌も繁殖しやすいですし、色々原因はあると思いますが、とにかく今回は、タイミング悪く、長距離移動の飛行機に乗る直前に体調を崩してしましました。

それでも、19日は、ほぼ1日休息にあて、薬も飲んだりして、19日にほとんど食事をとれなかったりしたことで、ダルさは残っていたものの体調自体は大丈夫かなというレベルまで回復していたので予定通り空港に向かい、プノンペンから、まず経由地の香港までの便に乗り3時間くらいのフライトで、よく、東南アジアは、室内が冷房で冷やされすぎているという話を聞きますが、個人的には、許容範囲で気にしていなかったのですが、その日は、やや冷房が強い場所では、寒さを数倍感じるなと思っていたのですが、機内で、急激に寒気を強く感じるようになり、震えが来るくらいになり、これは熱かなと思いつつ、なんとか耐えながら、香港国際空港に到着。

感染症などの予防で、現在は多くの空港で、トランジットの時も、センサーで体温が異常に高いと止められるような場所を通るわけですが、そこで止められれば話は早かったのですが、特になく、私自身も身動きが取れないほどではなかったので、トランジットまで3時間ほど休息をとって様子を見ようと思いましたが、寒気が収まらず、少し不安を覚えたため、ラウンジで健康相談できるところがあるか聞いたところ、香港国際空港にはないとのこと。

体調不良の場合は、3000香港ドル(日本円で4万円くらい)で外部から医者に来てもらうか、いったん入国して病院で診療を受ける方法しかないとのこと。ラウンジのスタッフの方は、非常に丁寧に対応してくれたのですが、時間帯が悪く、深夜のトランジットだったため、空港から近い病院はすでに診療を終了していたんですね。さらに、動ける、話はできるという状況で、4万円払って診療してもらうというのも嫌だったので、それ以外に、飛行機を変更する提案もしてもらったりしましたが、結果的に、ラウンジでギリギリまで気合で眠り、ダルさはあるものの、大丈夫そうなレベルまで回復したので、フライトへ。

いくつか幸いだったのは、帰りのフライトが後ろに座席のないところで、フルに倒してできるだけ態勢を楽にして座れる座席だったとかもあり、あとは、最初からブランケットをしっかりかけて暖を確保して、水分をしっかりとって、とにかく眠ることに集中して、それで、成田空港まで戻りました。

海外で、しかも住んでいない国で体調を悪化させるというのは、ここまで不安になるものなんだなと強く実感しました。そして、成田空港に着いた時の体は怠いけど、ものすごい安心感ときたらもうw

で、体調は比較的安定してきていたのですが、健康相談に初めて立ち寄りました。

担当の方に、親切に相談に乗ってもらいました。まあ、そうかなとは思っていましたが、上記の蚊が媒介する感染症の書類などをもらったのですが、「カンボジアは、どれも当てはまりますね、原因も蚊以外にもいろいろ考えられますね。」と。。。 ですよねw

ただ、ここで熱を測った時には、平熱プラスアルファくらいまで熱は下がっていました。

そして、だいぶ後になりましたが、少し前にアーティストのGACKTさんが成田空港での税関での横暴な対応に腹を立てたという記事を見たことがあったのですが、私自身は、特にそういう経験は、今までなかったのですが、少し納得する出来事がありました。

国の玄関だから厳しくというところは、当然必要ですが、ちょうど、私が通ろうとした税関で、前にいた中国人夫妻と思われる2人組が先に受けている流れで、若いスタッフが、明らかに横暴(横柄)な対応をしていました。

まず、表情が明らかに中国人だからめんどくさいという表情で対応し、英語で聞く言葉も雑。その態度に、対応していた旦那さんらしき方も不機嫌になって対応している。持ち込めないものが書いてあるファイルをテーブルに投げるスタッフ、雑な言葉・・・なんだか、待っている私のほうが残念な気持ちになりました。

で、時間がかかりそうだったので、別のレーンで受けて税関審査を終えて入国したわけですが、なんだか非常に残念な気持ちになったのは確かです。

確かに、厳格である必要はあります。日本人が考えるマナーを身に着けていない外国人がほとんど(日本が細かすぎるところもある)だとは思います。でも、やはり強い姿勢と横柄な態度は全く別物であって、これを日本の入り口でやられてしまうと、なんだか、日本人としては悲しくなるところもあり・・・。

そんな経験も初めてなので、やはり、数人の悪い税関スタッフを今回は見てしまったということだけなのかもしれませんが。

そういう意味では、体調が万全ではない私が飛行機に乗ったということが、一歩間違えば他の乗客に迷惑をかけるかもしれないというのもマナー違反だと言われれば、何も反論で気なのですけどね・・・。

ちなみに、今回は、成田空港からは、川越駅経由の坂戸駅行きの空港バスを利用したのですが、そこでも運が良い出来事がありました。

まず、バス会社にとっては良くないですが、ガラガラだったので、かなり快適に眠って帰ることができたことと、川越駅で降りる乗客がいなかったため、坂戸駅直行に変わり、さらに、首都高速が渋滞しているとかで、昨年、埼玉方面から茨城方面までがつながって空港までのアクセスがほぼ一本で行けるようになった圏央道フル活用で行き、渋滞なしで、結果的に2時間かからずに坂戸駅に着いたと思います。

これは、個人的に、サッカー観戦で鹿島方面とかに来る際に、車で使おうと思っていたルートなので、思わぬ形でバスでそのルートの状況を図ることができました。

そんなこんなで、21日から日本に帰国しています。金曜日で体調をしっかり整えて、土、日は久しぶりのサッカー観戦に万全の状態で臨める・・・かな(関節がまだ痛いw)