最近読んだ本「脳科学マーケティング 100の心理技術」と、これから読もうと思っている本。

ある意味宣伝になるので、貢献したくないという方は、記事内のリンクは踏まないで構いません。それでも、お勧めの本を多く出版していただいている出版社ですので興味を持った方は、「ダイレクト出版」で検索して、チェックしてみてください。

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既に読んだ本:脳科学マーケティング 100の心理技術 / ダン・S・ケネディが教える小さな会社のためのマーケティング入門

これから読もうと思っている本:コンテンツ・マーケティング64の法則 / 説得の心理技術

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これまで40年近く生きてきた中で、本を読むことを好きになったという時期はなく、むしろ、本を読みまくって、そのまま実践してというタイプでは、新しい道を開拓できない、新しい道を開拓できるのは、経験に基づくものしかないと考えていました。いまだに、この考え方が正しいと思う部分も強いのですが、フリーランスで仕事をしてくると、いわゆる得意分野外のことを、自ら学んでいかないと話にならないということも多くなります。

例えば、私は、理系文系で言えば、文系一直線で生きてきましたが、仕事上、excelを使いこなさないといけなくなって、初めてexcelの本を購入して独学でやったりとか、結果的に、必要に応じて書籍を購入するというケースは増えてきています。

旅をよくするので、語学系の本を買ったり、歩き方系の本を買ったり、本に接することは増えるものの、いわゆる読書好きの方からすれば、それは、本を読むとは言えないよと言われてしまうような形ですが、本を読んでいます。

2年ほど前に、一緒に仕事をしている方から、スポーツ心理学的な本を色々参考として読むように言われて、買ってもらって読んでいましたが、サッカー好きなので、サッカー選手関連の本などは、結構面白く読みましたが、やはり本というのは、自分で読もうと思って読まないと、強く印象には残らないのか、今は引っ越しの際の箱に入ったまま押入れのどこかにたぶんあるなという程度です。

でも、最近は自発的に読んでかなり仕事にも使えそうな本に出会えて、というか、その本を出版している出版社が提供している本自体が、興味深いものが多いので、はまってきています。

きっかけは、facebookの友人がいいね!を押していて、表示されていた広告(の、好きなタイプの女性の写真と売り文句)につられて、吸い込まれて行ったという、なんとも、巧く引っ張られてしまったわけですが、結果的にその本が以下の本になり、読んでみると、なるほど面白いというか、どんな仕事にも使えそうな心理技術が網羅されているわけです。

表現が下手ですが、本がそれほど好きではない私が、一度最後まで読み終わってからも、基本的に例えば、仕事部屋から、寝室に移動するときに、とりあえず持っていくとか、身近に置いておくことが多いくらい興味深いものであるというと伝わりやすいかもしれませんね。

その本が以下になります。

20160624001

脳科学マーケティング 100の心理技術

マーケティングの本ではありますが、どんな仕事にも応用できる、脳の反応には抗えないという、様々な手法が書いてあります。はっきり言って仕事以外でもつかえると思います。

本は、決して安くありません。この本も1冊4000円くらいするものですし、ダイレクト出版の本は、大体3000円以上はします。でも、それでも、持っておきたいと思える本が多いのでお勧めです。

なんか、強気だな~と言うのもわかります。父に少しこの本の内容を話したところ、貸してくれと言われると思ったら、しっかり読みたいから自分で別途買うという話になりました。

そんな本です。

 

今回読んだ本がどのようなものか。それは、以下を読めば、わかると思います。

 

あなたは脳腫瘍で手術しなければなりません。
手術をしないと余命は1年と告げられました。
ここで2つの病院があります。

A病院の先生
「死亡する可能性もありますが、生存率95%の手術です。」

B病院の先生
「受けた患者の20人に1人が死亡する手術です。」

あなたはどちらの手術を受けますか?



勘の鋭い人ならもうお気づきだとは思いますが、
この2つは数学的には全く同じ確率です。

しかし、これを見たほとんどの人が
B病院の方をより危険だと感じています。

これは「フレーミング効果」を応用したものです。
http://directlink.jp/tracking/af/1444775/618KEzfw/

こんな実験があります。

「脳科学マーケティング100の心理技術」
P.237より抜粋。
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ツヴァイクは、情報の提示のされ方によって
解釈のされ方が異なること ──

すなわち「フレーミング効果」について、
時間をかけて説明している。

それ に関する驚きの例の1つが、
数字をパーセンテージで示す場合と
絶対数で示す場合の違いだ。

ツヴァイクによれば、

「10%」と「10人中1人」といった
微妙な表記の違いでも、
読む人は異なる反応を示すそうだ。

そして例としてこのような実験を挙げている。

それは精神科医に、このような患者を退院させるかと
尋ねる実験で、

「6カ月以内に暴力行為を起こす確率が20%の患者」に対し て、
退院させると答えた精神科医は79%だったが、

「100件中20件の割合で6 カ月以内に暴力行為を起こすような患者」
という表現にすると、
退院させると答えたのは59%になったという。

また別の実験では、

「罹患した人1万人中1286人が死亡する」ガンのほうが
「死亡率12.86%」のガンよりも
危険性を32%高く感じる
という結果が出 ている。

この違いは、人数で示したほうが
人としての現実味を感じさせることからくる。

「2%の確率で不運に見舞われる」と聞くと、低く感じられるが、

「100人中2人が被害に遭う」と聞くと、
脳は実在する2人の人がケガをす ることを想像してしまうのだ。

自社商品やサービスの長所を説明するときの数字は、絶対数のほうが 効果大だ。

実数には無意識に人の脳を働かせるパワーがあり、
パーセンテージ表記には人に考えさせないパワーがある。

要するに、

ポジティブなこと:実数をつかう
ネガティブなこと:パーセンテージをつかう

というルールである。
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あなたのお店の数字や、ホームページや広告の数字にも
今すぐこの法則を試して見てください。

他の99個のアイデアはこちら
http://directlink.jp/tracking/af/1444775/618KEzfw/

 

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どうですか?興味沸きませんか?私は、この本を読んで、この出版社の他の本も読んでみたくなりました。

で、「ダン・S・ケネディが教える小さな会社のためのマーケティング入門」が送料のみでもらえるというセールスレターが来たので、これを迷わずいただき、読んでみました。

まあ、参考になる部分もありますが、この本は、ちょっと専門的すぎて、ダン・S・ケネディさんの言葉の部分はかなり参考になったものの、成功者の自慢話みたいなところは、読み流したりしてしまいましたがw

ということで、また、読もうと思っている本を購入して読んだら、ブログで書きますね。