日本式の信号が本格稼働して、ほんの少しだけ交通マナーが向上したような気もする

カンボジアのプノンペンの交通事情は、ベトナムと比べるとバイク文化が成熟する前に車に乗れる人も増えてきたことなどもあって、比較的(あくまでベトナムの異常なバイクの多さに比べればですが・・・)、車も多いのですが、マナーの部分では、かなり貧弱と言わざるを得ません。

一方通行の逆走は、普通で、信号無視もなんのその。そんなカンボジアのプノンペンに今年から、ぽつぽつ日本と同じ信号機が設置されるようになり、2017年現在では、本格稼働されている箇所がかなり多くなりました。

少しわかりにくい写真ですみませんが、日本で見慣れている信号機が設置されていることがわかると思います。

ちなみに、この通りは、ノロドム通りという、かなり大きな道になります。私がいつも使うトゥクトゥクドライバーのトゥクトゥクより撮影しています。奥のほうに独立記念塔も見えますね。

この信号ができたからかどうかは、わかりませんが、徐々に赤信号できちんと止まる人が増えてきたような印象があります。ただ、外国でよくあるように、赤でも右折はOK(カンボジアは、車は右側通行)のようで、赤でも右折はガンガンしています。それでも、信号が完全に赤になってるのに強引に突破するような車やバイクはいまだに多く、ひやりとする場面はいつもの通り、夜中には、外から大声が聞こえて、何を言っているかわからないものの、カンボジア人に聞くと、「ひったくりだ!」と叫んでいるという。バイクのひったくりは多く、やはり夜は危険がいっぱい。夜の飛行機に乗るために、トゥクトゥクで空港に向かうときなどは、2度ほど、狙われそうになったが、早めに気が付いて警戒したので助かったケースもあります。

この国では、二人乗りのバイクが数組でひったくりをするケースが多く、前方を1台が塞いで、動けないところを他のバイクの2人組で奪うことなどが多い。そして、失敗してもニヤニヤして悪びれることもなく逃げていくのも特徴なのかも。笑顔の国、おそるべしというかw

あとは、この国は、お金を払えば、なんでも買えてしまうところがあるので、拳銃を持っているケースも多く、狙われて、本格的に襲われた場合は、あきらめたほうが良いと思われるとか、色々あります。

・・・あ、気が付けば、危険なことばかり書いていましたが、体感的に、信号を守る人が増えてきたように感じられるのは、良いことだなということが今回のブログでは書きたかったわけです。