埼玉から和倉温泉方面を車で勢いで節約して。事故には気を付けよう。

2020年3月28日

8月というのは、サッカーのフェスティバル系のイベントが多く開催されていて、私がよく見ているチームの参加するイベントとしては、和倉ユースという、石川県の七尾市周辺(和倉温泉や能登島など、観光エリアが豊富なところ)に今年もそのチームが参加しており、行きたいけど行けないかなと思っていたんですね。

でもまあ、行けることになったのですが、私のサッカー遠征と言うのは、車で強引に詰め込んでしまうことが多くて、道中も現地でも楽しめないという時がも結構あり、そのたびに、「あ~あ、もっと余裕持って行って、じっくり現地観光も含めてサッカーイベントにも集中したかったな」と思うことも多々あるわけでして。

今回は、1泊コースにしたのですが、その後のスケジュールと仕事のバランス調整が難しく、16日の深夜に出発し、17日の朝に現地着、17日の試合観戦後に、七尾市辺りの宿にチェックインし、眠って仕事して、17日の深夜には、チェックアウトして、18日の朝に埼玉に戻るという結構な強行となりました。

観光面では、ほぼできなかったものの、移動に関しては、いくつか試せたので書いておきます。

関東地方から、石川県方面と言うのは、車で行ったことがある方は、ご存知のように、山をぶった切る高速道路がないため、高速道路フル活用のコースでも若干の遠回りを余儀なくされるんですよね。

更に、私は、金欠と言うことで、それでも強行なのでたぶん、全部下道は厳しいということで、半分くらい高速でというイメージで行きました。

上記は、googleマップで自宅から、和倉温泉駅を一応の目的地にしたルート。これは、全て高速道路も有料道路も使うコースとして表示された候補ルートになります。

過去、飛騨高山方面などには、何度か行ったことがあり、その際には、全て下道などでも行っており、長野県の松本市辺りからの山越えも大体イメージがついていたので、行きは、ここを経由して向かうルートを選びました。自宅付近から松本インターチェンジまで高速で行き、そこから山越えのルート。

昼間だと、割と混むことも多いルートなので、お勧めとは言えないのですが、基本的に夜中に行くので、別の意味での暗いから危険とか、無謀な運転をしている車に遭遇したりとか、ゆっくり過ぎるトラックに遭遇する、そして、実は最も怖いのが、暗闇から急に動物に遭遇するケース(鹿とか、アライグマとか、イタチ?)は、普通に遭遇するので、そういったトラップはあるものの、それを除けば、割と便利なルートになるケースが多いです。

松本から飛騨高山方面へ抜けていくときに、ポイントになるのが、上記の安房峠道路を利用するかどうか。ここは、私の軽自動車の場合は430円でしたが、見ての通り、この有料道路を利用しないと、山越えのスピンカーブのような大変な道を通る必要があるので、ここを利用するかどうかで、所要時間が割と変わります。ただ、過去に一度山越えをしましたが、明るい時間帯で峠越えの一番高いところ辺りからの景色は、結構見事でしたが。

飛騨高山を抜けて、富山県に入っていくのですが、私は、今回実は、事故ってしまいまして。

それが、山を越えてからも割と見通しは良いものの、上下が多い道があり、気が付くとスピードが出てしまうところがありました。で、この日は、スリッピーになっていたところで、下り坂のところで、「スピードが出すぎてしまっている」と思って、慌ててブレーキを踏んだら、そのままスピンしてしまいました。

で、反対車線も超えて、奥の土手のようになっていたところに斜めから突っ込んでしまったものの、幸い、対向車はなく、スピンした付近に壁や電柱などぶつかると大変いなるものもなかったので、体は無事だったのですが、左前のバンパーが壊れ左前のタイヤとホイールの隙間に雑草が食い込み、左後ろのタイヤがホイールごとへこんでしまいました。

ただ、思ったほどダメージは受けていなかった(ように見えた)ので、少し走ったガソリンスタンドで見てもらいました。富山付近というのは、24時間のガソリンスタンドは少ないようで、閉まっているところが多くて焦りました。空いているところでも、整備士は、9時以降に来るということで、スタッフの方に相談しながらダメージがありそうな左後ろのタイヤをスペアのタイヤに交換し、目的地付近まで行きました。

そして、店が開く時間にオートバックスがあったので、そこで車の状態ごと見てもらったところ、思ったよりダメージは受けていたようで、左の前輪の雑草の食い込みも、ぶつかってタイヤがへこんでいる間に雑草がホイールとの隙間に深く食い込んでその後、タイヤが戻った形で挟まっていて、このままだと、そこから空気が漏れていく可能性があるということで、いったん外しての対応が必要。また、事故のあと、運転している時に少し気になる音がしているかなと思ったのですが、これも、ベアリングの破損が原因だったようで、そちらも交換することになりました。

更に、私の軽自動車のタイヤと同じタイヤがなく、結果的に左後ろのタイヤは、一番安めのタイヤに付け替えることになり、また、埼玉県に戻ってから、いつもお願いしている店で同じタイヤに再度交換することになりました。

・・・トータルで、数万円飛んでしまいました。

本当に、皆さんも夜中に運転するときには、お気を付けください。そして、遠方に行ったところで事故になると、その日に対応しないと運転して帰れないため、選択肢が少なく、今回は、対応するベアリングが手に入ったからその日に直せたようですが、それが在庫切れだったら、その場では、直せなかったということになり、全てのプランが崩れるところでした。

さて、帰りですが、行きと同じコースとは別のコースを選びました(行きと同じコースを通りたくなかったのもあります。)

スタートから100キロくらいまで下道ルートで選んで、そのあたりでいったん休憩しつつ、コースの半分くらいを高速道路利用するルートで探したところ日本海側を通るコースで糸魚川あたりから、白馬村を抜けていくコースが見つかりました(赤線引いた当たりのルート)、海沿いを走っていたので、明るい時間帯だったら良い景色だったのかもしれませんが、何しろ深夜に走っていたので、左が真っ暗でなんか異様だという感想しか残らなかったのですが、ここも混んでいなければ、スムーズなルートとも言えるかもです。

白馬村へ向けた山道は、それなりにカーブは多かったものの、スピンカーブがたくさんあるような道でもなかったので、それほど問題なかったですが、結構事故が多いところのようで、スピード出すなカーブだ危ないみたいな看板が多くありました。

確かに飛ばす人がいると、危ないトンネル内のカーブは多いとは思います。

山道なので、いくつか道の駅がありました。出てくる前に5時間ほどホテルで眠ってきたものの、この辺りで眠くなったので、休憩取って少し休んでという形にしました。

最終的には、白馬村を抜けて、長野インターチェンジから高速道路に乗り、関越自動車道の東松山インターチェンジで降りて、帰りました。

所要時間的には、ポツポツ10分15分の休憩を入れて、7時間くらいだったと思います。

ただ、早朝付近だったのに、このルートの白馬村付近は結構車が増えていたので、もしかすると、この辺は普段は混みやすい道なのかもしれません。

基本的に山越えルートは、2車線あるところがほとんどないので、混んだ時や、先ほど書いたような、異常にゆっくりの車などがいると所要時間も一気に変わりますので、渋滞するようなところはなく、帰れたのは良かったです。

ちなみに、富山付近~石川県方面へ行くときは、行きもそうでしたが、能越自動車道(のうえつじどうしゃどう)が高岡IC~七尾ICあたりまでが無料なので、この区間は、凄く助かりました。

今回は、強行で移動したので通り抜けることが多かったですが、確実に昼間言ったら楽しそうな観光地的なエリアが満載だったので、その辺のイメージを頭に残して、時間に余裕がある時には、観光として行ければ良いなと考えつつ、でも、サッカー目的でまた通り過ぎることが多いルートになるんだろうなと思ったりもしつつ。